スカイビュースケープ「山っぷ」(山岳立体地図画像) |
特許技術「赤色立体地図※」と、国土地理院発行の1/25,000地形図との組み合わせにより、二次元地図から立体情報を客観的に判読できる「二次元版レリーフマップ」です。※ 第3670274号「視覚化処理システム、視覚化処理方法、及び視覚化処理プログラム」※ 第4272146号「立体画像作成装置及び立体画像作成プログラム」(通称、「赤色立体地図」作成プログラム)」) 紹介ビデオ(約5分)
【選考理由】 赤色立体地形図と国土地理院データを組み合わせて表示することで、土地の形状がわかりやすく表示され、等高線と地形との関係が直感的にわかりやすい地形図になっています。登山地図のほか、小学校の社会科教材として使われるなど小学生への地図普及に貢献しています。 |
3Dプリンターによる被災地の詳細立体地形模型の作製 |
平成23年3月に発生した東日本大震災により大津波の被害を受けた地域の復興計画支援のため、国土地理院より震災後に撮影したオルソ空中写真画像、レーザー測量による数値標高モデル(DEM)、津波浸水地域のベクトルデータの提供を受け、これらから3Dモデルを構築し3Dプリンターを用いて立体模型を作成します。 紹介ビデオ(約5分)
【選考理由】 DEMデータから発生させたTINに空中写真画像を重ねて作成したデータにより地形を詳細に表現した立体模型が作成でき、特に津波被災地の復興計画などにおいて視覚的な情報として有効です。 |
歴史的農業環境閲覧システム |
明治初期に作成された「第一軍管地方二万分一迅速測図」を現在の位置情報と重ねあわせ可能なGISデータに変換し、作成したデータを一般の方にも閲覧しやすいWebGISとして公開したものです。 紹介ビデオ(約5分)
【選考理由】 迅速測図を広域に幾何補正して現在の地理情報と重ね合わせられるようにしたもので、土地利用の変化を容易に分かりやすく確認でき、教育、研究、防災などの分野でも利用されています。 |
文部科学省放射線量等分布マップ拡大サイト |
東京電力(株)福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の影響を詳細に確認できるようにすることを目的に、放射線量等分布に関わる情報を、誰もが閲覧できるよう構築したWebサイトです。文部科学省が計画し、(独)日本原子力研究開発機構や(財)日本地図センター等の協力により、航空機モニタリング、走行サーベイ、現地モニタリング等の成果をそれぞれ地図情報化しました。電子国土の特性を活用し、重合せ表示や選択表示、広域表示や拡大表示作成、ポップアップによる属性の表示、調査方法や利用上の留意点などの説明表示を、閲覧者が自在に選択できます。 各種モニタリングは、今後も繰り返し実施されることになっており、その結果は当サイトにも反映されます。さらに外国人向けに英語・ローマ字併記の拡充も予定しています。 紹介ビデオ(約5分)
【選考理由】 行政や専門家・研究者だけではなく、一般の人々も強い関心を持っている事柄を分かりやすく閲覧できるよう工夫された社会的貢献度の高いコンテンツです。調査の進展に伴って情報の追加・更新を行うことができるので、長期的な情報提供サイトとしての利活用が期待できます。 |