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GNSS受信機のロールオーバー状態について(情報提供)

2023年11月14月 更新

GNSS受信機のロールオーバー状態について

公共測量を計画されるみなさまへ

 一部の受信機におきまして、2023年8月20日以降の観測で、ロールオーバー状態が確認されました。これにより観測データに書き込まれた日付が実際とは異なる日付けとなり支障が生じることが確認されましたのでご注意ください。

ロールオーバーとは

 GPS受信機はGPS衛星信号に含まれる週番号を基準に日付を算出しています。衛星信号の週番号は0週から始まり1023週目までで一杯となり、1024週目(19.6年後)に0週にリセットされます。そのため、GPS受信機内部の時計の時刻がリセットされ、日付の誤表示が発生することがあります。この現象をロールオーバーと呼んでいます。

症状

 観測データに記載されている日付が実際とは異なりますので、正しい座標値が計算されないほか、出力される手簿、記簿が成果として利用できません。

対象機種 ニコン・トリンブル

Trimble 5000シリーズ(5700、5700 L1、5700Ⅱ、5800、5800Ⅱ)
Trimble Rシリーズ(R4、R5、R6、R7、R7 GNSS、R8、R8 GNSS)
NetRシリーズ(NetRS、NetR5、NetR8、NetR9)
ボードタイプGNSS(BD950、BD960)
SPSシリーズ(SPSx5x、SPSx8x)
※詳細および対応については 株式会社ニコン・トリンブルのウェブサイトで公表されている【 重要 】Trimble社製GNSS受信機(旧型)のロールオーバー状態についてを参照ください。


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