地理院ホーム > 公共測量 > 過去のトピックス > 「準天頂衛星システムの測位サービス再開」について
2017年3月29日 更新
宇宙航空研究開発機構によって運用されていた準天頂衛星初号機は、2017年2月28日をもって、内閣府に移管されました。
それに伴い、同年2月28日から3月28日までの1ヵ月は、測位サービスのための信号配信が中断されましたが、3月28日15時より測位サービスが再開されました。公共測量等の各種測量において、準天頂衛星の信号を利用することができます。
詳細については、「みちびき(準天頂衛星システム)」ウェブサイトをご覧ください
「試験サービス」の開始について(新規ウインドウ表示)
準天頂衛星を含む電子基準点の観測データは、下記のウェブサイトからダウンロードできます
電子基準点データ提供サービスのページ(新規ウインドウ表示)
内閣府宇宙開発戦略推進事務局から準天頂衛星について以下の2つのフラグについて情報提供がありましたので周知いたします。
なお、以下により意図せずに準天頂衛星を使ったGNSS測量を行っていた場合についても、公共測量作業規程の準則に則り、重複辺や環閉合等による精度管理を行うことで再測量や再計算は不要と考えております。
内閣府宇宙開発戦略推進事務局からの情報
その1,ヘルスフラグ
測位衛星の健康状態を表すヘルスフラグについて、3月9日と10日に一時的にフラグがGOOD(健康)となっており、意図せずGNSS測量に使用できる時間帯が発生した可能性がありますのでご注意ください。
その2,L1C/A信号のアラートフラグ
測位サービスの提供中断にともないアラートフラグはONになっていますが、試験サービス開始までの調整期間中、一時的にアラートフラグがOFFになり、意図せずGNSS測量に使用できる時間帯が発生した可能性がありますのでご注意ください。
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